Windows10からwake on lanを使用してNASの電源が入らなくなった。
こんにちは。
今回は、Windows10からwake on lan(WOL)を使用してNASの電源が入らなくなった件で
解決方法を記載したいと思います。
wake on lanは、コンピュータネットワーク(主にLAN)に繋がっている
コンピュータの電源を遠隔で投入する技術のことです。
僕は、wake on lanの機能を使用して、PC、スマホからLAN経由でNASに電源を
入れていました。NASは離れた場所(ハブの近く)にあるため、遠隔で電源を
入れるのが便利なのです。ファイルはほとんどNASに入っていますので、
電源を入れないと作業ができません。
まあ、NASを電源つけっぱなしすれば良いかも知れませんが、電気代が
もったいないので(笑)。
これが、突然、PC(Windows10)からWOL機能使用して、NASに電源を
入れることができなくなりました。
どうも、Windows10のアップデート時に、ネットワークの機能が変更されたのが
原因のようです。
スマホからだと、WOL機能使用して、NASに電源を入れることができます。
ツールは、「Wake up On Lan Tool1.93」を使用していました。
Wake up On Lan Toolの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
まあ、「Wake up On Lan Tool1.93」はWindows10に対応していないので、
それが原因かも知れません。
なので、ツールをWinWolに変更しました。
WinWolの設定方法
以下のURLからダウンロードします。
Wake on LAN for Windowsの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
インストール不要なので、ダウンロードしたファイルを解凍して使用します。
解凍したら、「WinWol.exe」をダブルクリックします。
のアイコンクリックして、設定編集画面を開きます。
上の設定編集画面が出てきますので、ホスト名、IPアドレス、ネットマスク、
MACアドレスを入れます。
設定値はNASの自分の使用している機種のマニュアルを見て、確認しましょう。
IPアドレスは、DHCPだと変わってしまう可能性あるので、固定にしましょう。
NASのWOLの設定も、自分の使用している機種のマニュアルを見て確認しましょう。
入力が完了したら、OKボタンを押下して設定編集画面を閉じます。
右クリックして、起動ボタンを押下すると、NASに電源が入ります。
ちなみに、僕のNASはI-O DATAのHDL2-A4.0を使用しています。
Windows10はアップデート時に、古いソフトや、ドライバが動かなくなることが
あります。サポート外と言うことで、しょうがないことかも知れませんが、
ちょっと困ります。