ゲーム 三国志14 with パワーアップキット レビュー
こんにちは。
今回は、PS4の、三国志14 with パワーアップキット(PK)をプレイしましたので、レビューを書きたいと思います。
今まで全三国志シリーズをプレイしたわけでは、ありませんが、三国志1からプレイしている古参です。
まあ、三国志14PKも良くも悪くも、基本システムは三国志1から変わっていないですね。
全国一枚マップ型です。
命令書の枚数分だけ、ターン毎に命令です。
レビューしていきます。機能は簡単にしか紹介しないので、詳しくは攻略サイトを見てください(笑)。三国志14は、色々な攻略サイトが結構充実しています(wikiなど)。無印とPKの違いに注意して下さい。
シナリオ
シナリオ名
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史実・仮想
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条件
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184年2月 黄巾の乱 | 史実 | 無印 |
190年1月 反董卓連合 | 史実 | 無印 |
194年6月 群雄割拠 | 史実 | 無印 |
200年1月 官渡の戦い | 史実 | 無印 |
207年9月 三顧の礼 | 史実 | 無印 |
217年7月 漢中争奪戦 | 史実 | 無印 |
227年2月 出師の表 | 史実 | 無印 |
221年7月 夷陵の戦い | 史実 | 無印早期特典 |
234年2月 秋風五丈原 | 史実 | 無印GAMECITY特典 |
249年1月 正始政変 | 史実 | DLC |
251年1月 英雄集結 | 仮想 | シナリオクリア |
199年11月 漢忠臣ここにあり | 仮想 | アップデート |
209年3月 曹家分裂 | 仮想 | アップデート |
251年1月 永遠の夢の中で | 仮想 | アップデート |
198年3月 呂布討伐戦 | 史実 | DLC |
202年6月 河北争乱 | 史実 | DLC |
211年7月 潼関の戦い | 史実 | DLC |
215年8月 合肥の戦い | 史実 | DLC |
188年8月 黄天当立 | 仮想 | DLC |
199年7月 河北の雄・公孫瓚 | 仮想 | DLC |
251年1月 氏姓覇乱 | 仮想 | DLC |
191年10月 二袁の思惑 | 史実 | PK |
208年10月 赤壁の戦い | 史実 | PK |
219年7月 関羽包囲網 | 史実 | PK |
238年1月 遼東征討 | 史実 | PK |
251年1月 英雄乱舞 | 仮想 | PK・シナリオクリア |
263年8月 蜀漢の滅亡 | 史実 | PK早期特典 |
188年6月 揺らぐ漢朝 | 史実 | DLC(PK) |
209年6月 志在千里 | 仮想 | PK・アップデート |
201年5月 華北の覇者・袁紹 | 仮想 | PK・アップデート |
wikiから抜粋
PKの場合、追加DLCがなくても、184年~238年のシナリオを網羅しています。近年の三国志シリーズになかった、孔明死後のシナリオもあるので、それは良かったと思います。
個人的な希望ですが、三国志8ぐらいのシナリオの多さがあると良いです。全部プレイするわけではありませんが、気分的に盛り上がります。
内政
三国志14では、担当官を任命し、後は放置するタイプです。農業、商業、兵舎、募兵、訓練などのレベルが上がるので、バランスを考えて、担当官を任命します。
委任ではなく、自分で管理すれば、それなりに凝ることができるので、内政好きとしては、満足です。国が多くなってしまうと、面倒になり委任してしまいますけどね。
この制度はとにかく、武将が必要で、雑魚でもほしいぐらいです。担当官を任命しないと治安が悪化し、賊が発生してしまいます。武将が多い、年代前半は問題ないですが、武将が少ない年代後半は、担当官が任命する人不足になり、賊が発生してしまいます。ですので、担当官が複数の府を担当できるようにしてほしかったです。効果は、「能力/府」でやれば良いかなと思います。
担当官を任命する府を確保するため、軍を派遣しないといけません。序盤は他勢力の府の奪いあいになります。
命令書が余ったら、余った武将で探索しています。武将、お金、名品などが発見できます。
戦争
軍が通ると、その地を制覇できます。色が自分の色になり、領土になります。色が他軍に切られると、兵站が切られ部隊が混乱します。結構この兵站制度が楽しいです。陣、罠などが建設できますので、後兵站を駆使すれば、大軍が攻めてきても、なんとか対応できます。弱小勢力でもなんとかなります。
戦法は従来通りですが、後から名品で覚えることができます。自分は面倒であまり活用していませんが。
陣が部隊の特性(例えば足軽、騎兵、投石部隊など)と、ほぼ同じ機能になっています。
PKで偽報が追加され、智将の活躍の場が増えましたが、もうちょっと智将の活躍の場があると良かったと思います。後、一騎打ちが完全に運任せなので、せめて大まかな戦法ぐらいはあった方が良かったと思います。
計略
色々ありますが、自分が一番使用するのは、「建物破壊」です。攻めるとき、建物があると結構大変ですので。「地域懐柔」は部隊を派遣せずに、府が制覇できるため、地味に便利ですが、敵にやられるとうっとうしいです。
後の計略は、使おうと思えば使えるレベルです。どちらかと言うと、雰囲気が盛り上がるためのコマンドかなと思っています。計略が多いと雰囲気が盛り上がるので、今後も多ければ多いほど良いと思います。十面埋伏の計とかが追加されると嬉しいです。
外交
一通りの機能は網羅しています。
さらに、援軍要請、朝廷コマンドがあれば良かったかな。
後、舌戦があると良かったです。機能してどうかは別として、舌戦のように武将が色々喋る場面は、楽しいのであった方が良いと思っています。
その他
異民族
PKで異民族が追加になりました。今回の異民族は、友好を保っていれば、大人しくしてくれます。しかし、異民族従属が過去シリーズ最大級の難しさです。統一寸前ぐらいの、勢力がないと攻めても勝てません。曹操のマネをして、中原の一勢力で烏桓征伐を行うと間違いなく返り討ちに会います。
個人的には、異民族は雰囲気を出してくれれば良いので、今回の距離感ぐらいがちょうど良いです。
交易
シリーズ初、他の国との交易です。名品、能力向上などのメリットも多いです。実際そんなに交易していたのかな?
地の利
ある地域を制覇すると、地の利が発生します。交易できたり、人事、内政、計略、軍事などが有利になったりします。個人的には、あったら良いレベルだと思います。
寿命
不自然死(戦死など)の武将の寿命が10年ぐらいしか伸びません。60歳未満の不自然死は、60歳くらいまで、寿命を延ばしてほしかったです。今回は、武将が多ければ多いほど良いので、僕は長寿に設定をしてプレイしています。
wiki
三国志14のwiki攻略ページが滅茶苦茶充実しています。読み物としても楽しいぐらいです。編集している人に感謝です。
有料DLC
今回は、PKのほかに、シーズンパス制度を導入しています。だから、全部購入すると、2万円前後(購入方法によって異なる)ぐらいかかります。下手すると、ゲーム機並みの値段ですが、光栄のシミュレーションゲームは昔から、ゲーム機並みの値段なので、ブレてはいません(笑)。
シーズンパスは、イベント、シナリオ追加、編集機能追加などですので、なくても本編を遊ぶのには問題ありません。個人的には、楽しむにはシーズンパス1ぐらいは購入した方が良いかなと思います。
消費者としては、安い方が良いのですが、最近のゲームは発売した後もアップデートなどで開発が継続するため、予算確保にはある程度はお布施として仕方がないと思っています。
個人的要望として、攻略本、武将FILEを復活してほしいです。攻略と言うより、読み物としても面白いと思っています。電子版のみとかで復活できないかな?
まとめ
今回の三国志14PKもとても楽しくプレイしています。要望は色々ありますが、満足しています。歴史シミュレーション好きにはオススメできます。只、ちょっと難しいので初心者には厳しいかも知れません。
これからも、コーエーテクモさんには、ニッチなシミュレーションゲームを作り続けてほしいと思っています。
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