競馬 ジャパンカップ2019 感想
こんにちは。
競馬のジャパンカップ2019の感想を書きたいと思います。
結果は、「1着スワーヴリチャード、2着カレンブーケドール」でした。
1着スワーヴリチャード
父は、ハーツクライ(サンデーサイレンス系)、母はピラミマ(ファピアノ系)です。
大阪杯以来のG1勝利です。今回のジャパンカップは海外馬が未出走のため、メンバーが手薄でしたが、勝ちは勝ちです。
騎手はマーフィーで、欧州の若き天才です。まだ24歳!
コースのINをつき、最短距離で勝ちました。タイムは「2:25.9」でかなり遅く馬場が悪かったことが分かります。スタミナを消費しないレースが吉と出ました。
ただ、アーモンドアイと比較するとまだ力不足な感じがします。
2着カレンブーケドール
父は、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、母はソラリア(ストームキャット系)です。
3歳牝馬です。斤量に恵まれましたが、2着につっこみました。
しかし、ディープインパクト産駒の牝馬はジャパンカップに強い!
ディープインパクト産駒の牝馬は、古馬になっても活躍することが多いため、これからのアーモンドアイとの対決が楽しみです。
3着ワグネリアン
父は、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、母はミスアンコール(キングカメハメ系)です。
川田騎手、2着に入れば、G1の2着が今年5回になり、ある意味珍記録です(笑)。ほしい!
この馬、ダービー馬です。何気に、重賞で安定したレースをしています。しかし、勝ちきれない馬のようです。
ジャパンカップについて
今年、海外馬が1頭も出走しませんでした。遠征代をJRAが持つのにも関わらずです。
勝手に原因を考えてみました。
・賞金
1着賞金が3億円ですが、今では他の海外のG1と比べても、それほど高くないです。
よって、昔みたいに賞金目当てで出走がし難くなりました。
これは、日本が昔に比べて、経済地位が低下しているためもあると思います。
・高速馬場
よく言われますが、欧州は重い馬場に比べて、日本は硬く、早い時計が出る高速馬場です。その結果、欧州の馬が遠征し難くなっています。
しかし、同じ高速馬場のアメリカには、欧州の馬が出走しているため、高速馬場がすべての原因とはいかないと思います。
・レベルが上がった
日本の馬のレベルが上がったので、海外の馬が、勝ちにくくなりました。
昔は、G3レベルの海外馬が勝っていましたが、今では凱旋門賞馬でも、ジャパンカップは勝てません。
まあこれは良いことでもありますが。
・他の国際レースができた
ジャパンカップが出来た当時、国際芝G1レースは、BCターフや凱旋門賞ぐらいしかありませんでした。今では、香港レース、ドバイレースなど他の国際芝G1レースが豊富で、そちらに出走してしまう馬も多いです。
ではどうすれば良いか
逆に、高速馬場をアピールすればよいかも。スノーフェアリーやアルカセットなどの高速馬場が得意な海外馬もいるし。余計、ガラパゴス化してしまう可能性もあるけど(笑)