BlackBerry Key2 レビュー5 物理キーボード入力(AquaMozc )について
こんにちは。
BlackBerry Key2の物理キーボード入力について、「AquaMozc」のアプリを使用してみましたのでレビューします。
理由は、前回記載した標準のキーボードソフトに少し不満があったからです。
パソコンのように、日本語入力したいので思い切って、「AquaMozc」を買いました。
「AquaMozc」とは、KEYone/KEY2/PRIV専用の日本語IMEアプリです。
1620円するので、ちょっと高いです。
しかし、この価格に見合うと思います。パソコンに近い感覚で日本語入力できました。
ほとんど、物理キーボードで操作できました。オススメできます。
設定
インストールしたら、「AquaMozc」のアプリを起動します。
(自動で設定が始まるかも)
BlackBerry Key2ですので、機種選択で「KEY2/LE」を選択します。
キーマップはシステム配列を選択します。
なるべくオリジナルキー配列で使用しないので
($キーを長音に置き変わるのかな?違いが良く分らん)。
ソフトウェアのキー配列は以下にしました。絵文字などの記号はソフトウェアキーの方が便利なので。altキー長押しで起動できます。
辞書もインポートしました。
「https://github.com/jiro-aqua/aquamozc-dictionary」からダウンロードします。
txtに記載してある文字をインポートするので、ダンロードしたzipファイルを解凍してインポートしましょう(Androidだと解凍がちょっと面倒ですが)。txtファイルが重く動作が遅いので、インポートしたらちょっと待ちましょう。
本当に、変換に役立っているかは確認中です。
タッチジェスチャ機能がありますが、まだ実験中なので、ONにしていません。
キーボード入力中に、誤動作すると厄介なので、僕はタッチジェスチャ機能があまり魅力的ではないです。
BlackBerryキーボードなど、他のキーボードアプリは無効にしましょう。
誤動作の元です。
「設定→システム→言語と入力→キーボード設定→キーボード管理」から
設定できます。
他の設定は、標準のままで良いかと思いまが、気になる方は、色々試して好みで設定しましょう。
キー設定情報
以下がキー設定情報です。
全部覚える必要はなく、自分が使いたいものだけ覚えれば良いかと思います。
意味が変更されているキーがあるので注意しましょう。
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■■キーボードレイアウト(KEY2モード)■■
以下の様に割り当てられています。
左シフト → CTRL
SYM → シフト
0 → シフト
$ → - (マイナス)
alt+0 → 0 (数字の0)
alt+$ → = (イコール)
alt+I → $
alt+shift+I → ¥ (バックスラッシュ/円記号)
ctrl+B/N/M/$ → カーソルキー左下上右
その他はラベル通りです。
※キーボードレイアウトはIMEが有効な状態でないと動作しないことにご注意ください。テキストエリアをタップしてください。
■■キー機能■■
alt+space 日英モード切替
space 変換
enter 確定
altキー長押し 仮想キーボードの表示/非表示
ctrl+POIU アルファベット変換・カタカナ変換など
ctrl+KL 文節の切り直し
カーソルキー左右 選択文節の移動
ctrl+バックスペース 再変換
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この中から僕が便利だと思った機能を紹介します。
変換
スペースキーを押すと、以下のように変換候補がでてきます。
スペースか↓(ctrl+N) で選択できます。選択したらリターンキーを押しましょう。
物理キーボードのみで操作できるようになるので、便利になります。
「AquaMozc」をインストールする前は、一覧の表示や選択はタップの必要がありました。
カーソルキー左下上右
「ctrl+B/N/M/$(どれかのキー)」でカーソルが移動できます。これも便利です。
「AquaMozc」をインストールする前は、ソフトウェアキーでしか、カーソルが移動できませんでした。
アルファベット変換・カタカナ変換など
「ctrl+POIU(どれかのキー)」で、アルファベット変換・カタカナ変換などができます。
パソコンにF7~F10に近い機能です。
一発で、アルファベット変換・カタカナ変換できるので便利です。
「AquaMozc」をインストールする前は、変換候補からアルファベット・カタカナを選択する必要がありました。
記載がない便利機能
altキー、shiftキーのロック
altキー、shiftキーは二度押しでロックすることが出来ます。
その場合はアイコンに下線が付きます。
続けて、数値(altキー)、大文字(shiftキー)を入力したいときは便利です。
スクロール
スペースキー:画面を上にスクロール
CTRL+スペースキー:画面を下にスクロール
これで、画面をタップしなくても、物理キーボードでスクロールができます。
便利です。
でもこの機能は「AquaMozc」の機能ではなく、chromeなどのアプリの機能なのかな?
他のショートカットキー
パソコンでお馴染みの、「ctrl+v(貼り付け)」、「ctrl+c(コピー)」ができます。
タップ長押しだと、うまく、場所が選択できないときがあるので便利です。
ちなみに、「シフト+ctrl+B/N/M/$」で文字選択ができます。
タップだと、自分が選択したい文字の調整が難しいため、これもかなり便利だと思います。
気になること
ソフトウェアキーボード
ソフトウェアキーボードがSYMではなく、altキー長押しになりました。
絵文字などの記号は、文字が一望できるソフトウェアキーボードから選択の方が便利のため、ちょっと不便です。
IMEが無効になる
たまにIMEが無効になってしまい、「日英モード切替」ができなくなってしまいます。
バグなのかな?再度、入力箇所をタップすれば治ります。
これは、すぐに対処できるため、慣れればあまり気にならなくなります。
以上です。
他になにかありましたらまたレビューしたいと思います。