もむん blog

普通の会社員です。趣味の海外ドラマ、ガジェットを中心に、気楽に書きます。

何故働き方改革がうまくいかないのか?

こんにちは。

 

今回は働き方改革について述べたいと思います。

僕は一応会社勤めなので、実体験や聞いた話から見解を記述します。

 

働き方改革について、色々問題が発生しています。

うまく行っているところもあると思いますが。

残業時間の規制により、納期が迫っている仕事ができず、

サービス残業になってしまったり。

仕事がしたくてもできなかったり...etc. 

 

何故、こんなことが起きるのでしょうか?社員にリフレッシュして貰いたいのに。

それは、働き方改革の実体は、社員のためではないからです。

どういうことか?

働き方改革 = 人件費削減による企業の利益拡大改革のこと

だからです!

働き方改革の多くは、目標据え置きで残業時間を減らすことが求められます。

これは、企業による単なる人件費削減による利益の拡大の改革です。

社員のためでしたら、目標を下げるはずです。

要は、働き方改革に便乗して、コスト削減しているだけなのです。

まだ、コスト削減による利益拡大と正直に言えば良いのですが、

お前ら(社員)のためにやっているんだと堂々と曲解している会社が多いため

たちが悪い。

 

 

ではどうすれば良いのか?

僕なりに考えてみました。

 

1.サービス残業の取り締まり強化

過労死による多くは、サービス残業が原因かと思います。

例えば月80時間と残業時間が会社のルールで決まっている場合は、

社員は80時間以上残業時間をつけられなくなり、

教育や私事に時間と付け替えてしまい、サービス残業が横行してしまいます。

罰則を強化して、取り締まりが必要です。80時間の超過分は、

3倍くらい給料を払うべきです。

そうすれば、企業も残業してまでやる仕事か?コストの方がかかるのでは?と検討してくれるでしょう。

社員も今月は激務だったが、給料がいつもの3倍以上になると、幾分かは疲労が和らぐと思います。

逆に、残業80時間以上だけど、手取り20万とかだったら、社員は精神的にまいってしまい過労死の原因になるかと思います。

もちろんいくら給料が良いとは言え、過剰な激務は取り締まるべきですですが。

 

2.働き方改革は休みの多さではなく、労働時間で管理

国の政策として、今年から有給5日が必須になりました。祝日も年々増えています。

しかし、休みでなく労働時間で管理するべきだと思います。

有給5日もらえても、休日出勤だらけで激務の場合は意味ありません。

祝日も結局休めるかどうかは会社のカレンダー次第なので意味ありません。

余裕を持った働き方しているかどうかは労働時間で管理し、ここを厳しくするべきだと思います。(1にもつながる)

文化が違うので、一概には言えませんが、例えばドイツでは週40時間以上労働禁止に

なっていたと思います。

 

個人的は、残業を0にするのは難しいと思います。日本の文化みたいになっている。

しかし、働いた分は報酬を与えるのは必須だと思っています。

 

3.選択を増やす

今だと、長時間働いて給料を増やすか、安くても良いから働く時間を減らすと言った選択が、社員ではできない場合が多いです。

お金がほしいかは、個人の環境によるので選択をできるようにするのが望ましいと思います。

日本は和の国なので、みんな労働時間がバラバラだと仕事がしにくくなるかも知れませんが、バランスを考えてなるべく労働時間を決められるようにしましょう。

 

安月給なので、生活が厳しく、こっそり会社で禁止されている副業をやっているなど、

どう考えても効率が悪いです。

禁止するんだったら、もっと給料よこせと言いたい。

余談ですが、アメリカの海外ドラマを見ると副業している方が多いです。

たぶん、プライベートは干渉しない文化のせいだと思いますが。

 

まとめ

大多数の人たちは、食っていくため、生きるために働いているのに、

過労死してしまっては本末転倒です。

会社のため、お客のため、自分のためが1:1:1になるように、

バランスの良い労働にしましょう。

どれか一つに比重が傾いてしまうとろくなことがありません。

特に、会社のため、お客のための比重が大きくなると、神風特攻隊みたいな労働に

なってしまい、悲惨な結果になってしまいます。