もむん blog

普通の会社員です。趣味の海外ドラマ、ガジェットを中心に、気楽に書きます。

映画『TENET』 レビュー ネタバレ注意

こんにちは。

 

映画の「TENNET」(クリストファー・ノーラン監督)を見ましたので、レビューします。

 

 映画館で見ました。今の映画館は、新型コロナ対策で、席を1個ずつ空けるようになっているのですね。怪我の功名で、隣が開いており、ゆったりと見ることができました。

 

以下に内容を紹介します。

内容紹介

「TENET」に加わるまで

ウクライナキエフのオペラハウスにおいてテロ事件が発生します。「プルトニウム241」を奪取したスパイを救出するために、テロ事件の解決のために投入された特殊部隊に偽装してオペラハウスに突入したCIA工作員の名もなき男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、ケース内のプルトニウムとされた物が謎の部品であることを知ります。このとき、殺されそうになりますが、赤い紐飾りのリュックの人に助けられます。

また、スパイの救出には成功したものの脱出の際に、ロシア人たちに捕らえられてしまいます。

彼は拷問の隙に自決用の毒薬を飲むが、それは実は睡眠薬であり、目を覚ますとフェイ(マーティン・ドノヴァン)という男からテロ事件は自分たちの組織「TENET」に加えるためのテストだったことを明かされます。??

ここまでで、かなりスピーディーな展開ですので、ついてくのがやっとです。とりあえず「TENET」に加わったことが分かりました。

逆行

ジョンは研究員バーバラに、銃の球が逆行しているところを見せられます。時間が逆行しているそうです。未来の人間から送られてきたものです。バーバラから「核兵器より危険な第三次世界大戦を止める任務」と明かされます。

ちなみに、重要そうな人物と思われたフェイとバーバラがもう出てきません(笑)。

ムンバイ

「逆行弾」の成分からインドの武器商人が浮上し、ムンバイでCIA?同行者ニール(ロバート・パティンソン)と合流します。プリヤという女性からロシア武器商人セイターの名を聞き出します。セイターがラスボスです。

プリヤ宅侵入には、外から逆バンジーで侵入しました。なかなか迫力ありました。

イギリス

イギリス諜報員から、イギリス上流階級に入りこむために、セイターがキャサリン(通称キャット)を妻にした経緯を聞きます。

名もなき男にゴヤの絵を見せられた美術鑑定士キャットは、すぐアレポ(AREPO)の贋作と気づき警戒します。前の贋作は気づかず(本当?)セイターに売ったが、それでおどされ息子も奪われそうです。また確かに美術鑑定士が贋作を見破れないものどうかと思いましたが。

贋作絵画を買ったことが、周囲に漏れると、上流階級の人々から、バカにされるようです。

オスロ空港

その弱みの贋作絵画を盗むため、オスロ空港のフリーポートへ顧客としてニールと潜入します。その「中心部に何かある」とあやしみ、セキュリティを破るために、大型飛行機を壁に衝突炎上させます。なんと強引な。別にセイターに贋作だと言いふらすと脅せば良いような気がします。

しかし、結局、名もなき男とニールは謎の侵入者と格闘となり、絵画を盗めませんでした。大型飛行機を炎上までさせたのに、成果がありませんでした。責任問題ではないでしょうか。

エストニア

名もなき男は、キャットに仲介を頼み、セイターと会います。初めからそうすれば良かったような気がします。

 

 名もなき男とキャットとセイターは一緒にセーリングをしますが、キャットが憎んでいたセイターを海に落とします。名もなき男は、セイターを助け、少し信頼をえます。

後から判明しますが、このときセイターが死んでいたら、世界滅亡でした。キャットが躊躇なく元旦那を殺すのもどうかと思いました。

 

そしてオペラ劇場で確保したプルトニウム強奪と売却を約束します。

エストニア首都タリンで、名もなき男とニールはカーチェイスをし、輸送車から「プルトニウム241らしき物体」を強奪します。その逃走中、キャットを人質にしたセイターに空ケースを渡すがすぐバレます。あれ、売却するんじゃなかったけ?名もなき男らは、港の施設へ連行されます。キャットを人質に、拷問されます。名もなき男は、プルトニウム241の場所を告白します。

このとき、ニールの仲間が助けにきたため、セイターは逃亡します。

 

キャットが重症の死にそうのため、名もなき男とニールは時間を逆行することを決断します。

え?主人公たちも時間が逆行できるの?と驚きました。時間逆行すると何故キャットが助かるのも良く分りませんでした。なんか回転扉使用すれば、時間逆行できるそうです。

時間逆行中

エストニアのカーチェイスオスロ空港の心中と、名もなき男たちは時間を逆行していきます。

カーチェイス中に現れたバックしている車、オスロ空港の侵入者は、名もなき男たちだったのです。逆行世界は呼吸マスクが必要です。

オスロ以降の回転扉はセイター部下に見張られていて逆行できないそうです。名もなき男はプリヤに会い「キャットと息子を殺さないと約束させ」ます。

キャットは重症から回復し、助かりました。

最後の任務

セイターがなんかすごいアルゴリズムを手に入れており(プルトニウム241から手に入れたのかな?)、それを起動させると、世界が滅亡することが分かりました。第三次世界大戦どころではありません。セイターが死ぬと、自動起動するようです。しかもセイターは末期ガンで余命が短いです。

旧ソ連の核放棄町での爆発の日まで時間逆行し名もなき男とアイヴス軍が順行チーム(赤の腕章)、ニール軍が逆行チーム(青の腕章)で、時間のはさみうちにより「アルゴリズム回収」を目指します。逆行チームは既に任務完了した状態なのが本作らしいです。

名もなき男、アイヴス、ニールがアルゴリズムの回収に成功します。

キャットが暴走して、回収の連絡を待たずに、セイターを殺してしまいましたが、なんとか間に合いました。キャット、もうちょっと待てよ!世界滅亡だぞ!

アイヴスとニールの別れ際に、依頼主は、名もなき男だと知らされます。また、赤い紐飾りのリュックの持ち主がニールだと明かされます。つまり、冒頭のオペラハウスで、名もなき男を救った人物もニールだったのです。

 

インド人女性プリヤが、約束を破り、キャットと息子を殺そうとしますが、未来からきた名もなき男に見つかり殺されます。このとき、TENNETの創始者は自分だと、告白したのでした。

 

感想

以下がネット情報です。

 

・「ニール=キャット」の息子だそうです。その割にキャットに冷たいような。

キャットは、名もなき男たちの任務の足を引っ張ってばかりだし。

・名もなき男が防ごうとしている第3次世界大戦は時間を逆行してきた未来人VS現代人、未来人は戦うにもエアマスクなどの準備が必要でそれは面倒なので世界ごと逆行させる装置をセイターに起動させようとしているようです。現代人が滅んだら、未来人もいなくなる気もしますが。

 

名もなき男が黒幕でしたが、最初に依頼したCIAの偉い人フェイは何処に行ってしまったのでしょうか?名もなき男がフェイに依頼したのかな?

 

主人公の名前が、明かされないという斬新な映画でした。

 

登場人物がちょっと薄情な気がしますが、面白かったです。

深いストーリーも理解しなくても、なんか時間を逆行して、世界を救ったという理解だけでも十分楽しめます。

ストーリーは複雑ですが、登場人物が意外に少ないので、誰が誰か分からなくなることはありません。

 

何気に、世界のいろいろな箇所が舞台なので、景観を楽しめます。いまどき、珍しく中国が出てこなかったのも評価できます。

 

新型コロナの影響で、ハリウッド対策が、公開を延期している中、TENETの公開に踏み切ったクリストファー・ノーランは偉いと思います。

ハリウッド新作に飢えていた、世界各国で好調な興行収入を得ました。アメリカは、ロサンゼルスとニューヨークで映画館がオープンしていないため、それほどでもありませんでしたが、このリスクを承知で公開したクリストファー・ノーランは尊敬します。

 

  

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