もむん blog

普通の会社員です。趣味の海外ドラマ、ガジェットを中心に、気楽に書きます。

映画『ミッドウェイ』 レビュー ネタバレ注意

こんにちは。

 

映画の「ミッドウェイ」(ローランド・エメリッヒ監督)を見ましたので、レビューします。

ミッドウェイ 運命の海」(偽物)ではなく、本物です(笑)。

 

映画館で見ました。今の映画館は、新型コロナ対策で、席を1個ずつ空けるようになっているのですね。怪我の功名で、隣が開いており、ゆったりと見ることができました。

 

以下に内容を紹介します。

真珠湾

初めは、真珠湾攻撃の場面です。戦艦で礼拝の準備をしているアメリカ兵にいきなり、日本戦闘機が襲い掛かります。アメリカはこんなに接近するまで、日本戦闘機に気付かなかったのか?

ここの戦闘場面は結構迫力ありました。

この攻撃で、アメリカ艦隊がほぼ壊滅してしまいます。ディック・ベスト 大尉は命からがら戦艦から脱出しますが、親友を失ってしまいます。

太平洋艦隊司令長官ハズバンド・キンメルは責任を取って更迭、後任としてチェスター・ニミッツが就任します。アメリカ軍は敗戦の責任をちゃんと上に取らせています。日本軍では、負けても司令官が更迭されたという話はあまり聞きません。ちゃんと敗戦の原因と対策しているアメリカ軍を日本は見習わなければ、いけなかったと思います。

山本五十六は、タンクを攻撃しなかった南雲忠一中将の指揮能力に疑問を持っていますが、戦艦を沈めた英雄を交代されるわけにはいきません。

アメリカの反撃

アメリカ軍は、マーシャル諸島を攻撃し日本軍に反撃します。魚雷は不発に終わりますが、ディック・ベスト大尉は飛行場の破壊に成功します。この映画の魚雷の評価は低いです。戦争初期は、魚雷の精度は低かったのでしょうか?

次にアメリカ軍は、東京空襲作戦を決行します。別の映画「パールハーバー」でたっぷりと描かれた場面です。ドゥーリトル中佐率いる機動部隊が東京空襲に成功します。ドゥーリトル中佐の戦闘機は中国に不時着して、なんとか助かります。

 東京空襲にショックを受けた山本五十六は、山口多聞の進言を受けて空母を珊瑚海へと進めて反撃をします。それを察知した空母エンタープライズの追撃をかわし、5月8日、日本はアメリカ空母レキシントンの撃沈に成功します。マニア話なったエンタープライズウィリアム・ハルゼー 中将は悔しがります。さらにエンタープライズを大破してしまいます。日本でも、空母祥鳳沈没、空母翔鶴を大破の損害が出ます。

ミッドウェイ

情報主任のエドウィン・レイトン 少佐の暗号解読情報により、日本軍の次の目標がミッドウェイと判明します。この映画は、エドウィン・レイトン 少佐の仕事ぶりも詳細に描いており、情報部門にもスポットが当たっています。

突貫工事で、空母エンタープライズは、ミッドウェイ海戦に間に合いました。ウィリアム・ハルゼー中将は病気で入院してしまいましたが。レイモンド・スプルーアンス少将が後任です。

空母赤城の南雲忠一中将は、アメリカ軍から空襲を受けます。魚雷は交わしますが、危機感から、飛行場を攻撃しようと考え、兵装は爆装に転換します。しかし、これには時間がかかるため、将校の一人に、反対されますが、決行されます。

空母飛龍の山口多聞少将は、アメリカ軍の空襲や、潜水艦に冷静に対処します。南雲忠一中将に、戦闘機を温存するように要望を電報しますが、無視されます。

アメリカの各空母からも、機動部隊が出撃します。ディック・ベスト大尉、ウェイド・マクラスキー少佐の活躍で、空母赤城、加賀 、蒼龍に爆弾が命中、大破に成功します。このときの急降下爆撃は迫力満点です。

赤城は、兵装は爆装に転換中のため、思うように反撃できません。さらに、炎が爆弾に引火し、大爆発します。

爆撃を成功したアメリカ軍の3名が日本の捕虜になってしまいます。一人は、日本軍に情報を渡すことを拒否したため、哀れ海に投げ出されてしまいます。映画では、この後の捕虜について、言及されていませんが、3名とも殺されたようです。ひどい。

帰還した、ウェイド・マクラスキー少佐は、飛龍を攻撃するため、再度出撃します。山口多聞少将は他の日本空母全滅の中、奮闘しますが、ついに飛龍も大破してしまいます。

結局、日本空母四隻は沈没します。

南雲忠一中将は、脱出しますが、山口多聞少将は、空母と共に、沈みます。この映画の山口多聞少将はかなり有能に描かれています。南雲忠一中将はちょっと無能になっています。

電報を受けた山本五十六は撤退を決意します。アメリカ軍が勝利したのです。

その後、日米将軍たちの、ミッドウェイ後の紹介があり、映画終了です。日本の将軍も紹介してくれました。

 

感想

硬派の戦争映画で面白かったです。情報部門にスポットを当てているのも、新鮮で良かったです。

浅野忠信が演じる山口多聞少将が、かなり良かったです。

豊川悦司演じる山本五十六海軍大将は、あまり作成成功の場面がないせいか、ちょっと微妙な気がしました。

ただ、戦争場面は、「パールハーバー」の方が迫力あったかな。

エンディングの将校パーティーの歌の場面は、雰囲気があって良かったです。

  

 

  

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