映画 ミッドウェイ 運命の海 レビュー ネタバレ注意
こんにちは。
映画の「ミッドウェイ 運命の海」を見ましたので、レビューします。
実は、ローランド・エメリッヒ監督の「ミッドウェイ」と間違えてしまいレンタルした映画です。ローランド・エメリッヒ監督の「ミッドウェイ」は9/11上映予定です。
道理で、DVD化が早いと思った。これ、絶対にレンタル店の孔明の罠だと思います。
結論から言うと、面白くありませんでした*1。
久しぶりに、出来の悪い映画でした。
内容を紹介しながらレビューしたいと思います。
内容
画質
まず初めに、映画を見て感じたことは、画質が悪すぎです。画質が悪いというより、CGの出来が悪いのかな。はめ込みが違和感ありまくりです。雰囲気作りためで、初めだけなのかなと思いましたが、終始CGの出来が悪かったです。まるで、昔の映画を見ている感じです。予算がなかったのでしょうか?
出撃
「真珠湾 → ミッドウェイ」と行きますが、説明不足でかなり分かり難いです。
空母エンタープライズを発艦した米軍の急降下爆撃機隊は、日本艦隊の隙をついて爆撃を敢行します。爆撃に成功し、日本空母に損害を与えます。
この爆撃シーンはそれなりに頑張っています。唯一評価できる場面でしょうか?まさかこの場面がこの映画のピークだとは...
ちなみに、この場面は、日本兵は出てきません。ゼロ戦のみです。アメリカ兵もドーントレス爆撃機の操縦士ノーマンとリーしか出てきません。まさか、登場人物二人だけで、戦争を表現しようとは...
漂流
ゼロ戦の反撃を受けて海に不時着したノーマンとリーは、絶海を漂流することになります。後はずっと、漂流映画です(笑)。戦争画面が出てきません。別にミッドウェイ海戦が題材ではなくても良かったような...
完全に映画「オープン・ウォーター」のパクリです。「オープン・ウォーター」は漂流場面一辺倒で、恐怖をあおりましたが、「ミッドウェイ 運命の海」は漂流場面では、尺が持たないのか、救助部隊のベネットとエンタープライズ号の指揮官、ブラウニング、スプルーアンス少将の会話の場面をちょくちょく入れます。
スプルーアンス少将は、帰還できていないアメリカ兵を助けるため、日本軍に見つかる覚悟で、照明を使用します。良いことなのですが、ノーマンとリーの漂流には、全く関係なかったです(笑)。エンタープライズ号の指揮官は、ちょくちょく作戦の話をしますが、戦争場面が出てこないため、全く状況が分かりません。この場面も二人しか出てこないし。
救助部隊のベネットは、最多人数の4~5人出てきます。救助部隊が、一番戦力があります(笑)。
救出
途中で、漂流したままリーが死んでしまいます。ことのきのノーマンのリーの葬り方が、「オープン・ウォーター」のそのまんまです。
ノーマンは救助部隊のベネットに救出され、映画は終了です。
まとめ
まず、気を付けてほしいことは、この映画は戦争映画ではありません。漂流映画です(笑)。漂流映画としてみても、「オープン・ウォーター」より、大分見劣りします。
CGの出来があまりにも悪く、はめ込み映画みたいになっています。予算がなかったかもしれませんが、同じく予算がない「オープン・ウォーター」は良くできているので、もうちょっとなんとかならなかったのでしょうか?
評価点は、エキストラがほとんど出てこず、登場人物が少ないため、人物の把握しやすいです(本当に評価点?)。最初の戦争場面はそれなりに頑張っていました。
出来の悪いB級映画を、たまには見たいというかたには、オススメできます(なんじゃそれ)。
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