こんにちは。
今回は、「xpsビューアー」について書きたいと思います。
仕事の資料でxpsファイルがありましたので、Windows10PC開こうと思ったら開けませんでした。xpsファイルはマイクロソフトが開発したフォーマットなので、Windows10PCで開けないのは、おかしいと思い調べたら、「xpsビューアー」がwindows10 1809から削除されたようです。
参考サイト
Windows 10 - 削除された機能 - Windows Deployment | Microsoft Docs
なので、対処方法を調べましたので以下に記載します。
xpsビューアーのインストール
Windows10の検索で「アプリと機能」の入力し、以下を選択します。
「オプション機能」をクリックします。
「機能の追加」をクリックし、「xpsビューアー」を選択し、インストールをします。
xpsビューアーがインストール失敗する場合
しかし、上記の方法では、「xpsビューアー」のインストールが失敗する場合があります。
原因は、業務用のPCでWindows UpdateにWSUSを利用している場合などで発生するようです。良く分らないと言う人は、とにかく会社のPCのセキュリティのせいと思えば良いです。
以下の方法を紹介しますが、会社のセキュリティ上、勝手にできない場合があるので、システム責任者に相談しましょう。
[ファイル名を指定して実行]ボックスが表示されるので、「mmc」と入力して[OK]をクリックします。
[コンソール1]画面が表示されるので、[ファイル]メニューから[スナップインの追加と削除]をクリックします。
[スナップインの追加と削除]画面が表示されるので、左ペインから[グループポリシーオブジェクト]を選択し、[追加]をクリックします。
[コンソール1]画面に戻るので、コンソールルートから[ローカル コンピューター ポリシー] > [コンピューターの構成] > [管理要テンプレート] > [システム] をクリックします。
右画面から[オプション コンポーネントのインストールおよびコンポーネントの修復のための設定を指定する]をダブルクリックします。
[オプション コンポーネントのインストールおよびコンポーネントの修復のための設定を指定する]画面が表示されるので、設定を[有効]にし、[オプション]から[Windows Server Update Services(WSUS)の代わりに、Windows Updateから修復コンテンツとオプションの機能を直接ダウンロードする]のチェックをオンにして[OK]をクリックします。
※会社の画面はセキュリティ上コピーできないので、字ばかりの説明になってしまいました。
Windows UpdateのWSUSが変更できない場合
会社のルール上、Windows UpdateのWSUSが変更できない場合、もしくは良く分らなくて、「xpsビューアー」がインストールできない、して良いか分からない場合、フリーソフトの「xpsビューアー」で代用しましょう。
しかし、「xpsビューアー」のフリーソフトは少ないです。おそらく、windows10 1809以前は標準で「xpsビューアー」が入っていたため、あまり必要なかったのでしょう。
数少ない「xpsビューアー」のフリーソフトとして、「MuPDF」と言うビューアーを紹介します。Windows10は未対応ですが、「Windows10Pro 64bit 1903」で動作することを確認済です。
マイクロソフトは「xps」を見捨てた？
「xps」とは、マイクロソフトがアドビシステムズの「pdf」に対抗して作成したファイルフォーマットです。ちょっと前までは、マイクロソフトは大分「xps」をプッシュしていましたが、ついに「xps」をあきらめたのでしょうか？
まあ、たしかに「xps」はあまり流行っていませんが、仕事ではちょくちょく「xps」ファイルを見かけます。
なので、「xps」の突然の切り捨ては、仕事上、ちょっと困ります。おかしいのは、「Microsoft XPS Document Writer」(xpsドキュメント作成ツール)はWindowsに存在することです。作成はできますが、閲覧はできないとは、矛盾しています。本来なら、先に「Microsoft XPS Document Writer」を削除して作成できないようにするのが、閲覧できないようにするよりかは、先ではないでしょうか？マイクロソフトは何を考えているのかな？
「xps」の開発は、「pdf」に降参と言うことで、やめても良いですが、閲覧はもうちょっとフォローしてほしいものです。
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