もむん blog

普通の会社員です。趣味の海外ドラマ、ガジェットを中心に、気楽に書きます。

新型コロナウイルス感染症緊急経済対策 考察

こんにちは。

 

今回は、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策について、考察を述べたいと思います。

以下のURLで、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の詳細が記載してあります。

www5.cao.go.jp

 

経済対策予算 日本108兆円 妥当なのか?

まず、予算額108兆円が妥当なのか、考えてみます。しかし、金額が大きすぎて良く分りません。なので、まず日本と経済規模が似ているG7の各国と比較してみました。

108兆円は、日本の国内総生産(GDP)の約2割の比率です、これはかなり比率が大きいです。日本と同じぐらいの比率は、ドイツぐらいです。

例えばアメリカの経済対策予算は、約200兆円ですが、GDPの約1割の比率です。

イタリアなんかは、3兆円で、約0.15割です。イタリアはこんな少ない予算で大丈夫なのか?

考察の結果、日本の経済対策予算を多すぎるぐらいです。もうちょっと少ない方が良かったのではないかと個人的には思います。日本の負債は1100兆円もあるし。

この予算額が、吉と出るか凶と出るのでしょうか?

 

Ⅰ.感染拡大防止策と医療提供体制の整備及び治療薬の開発

 

ここに、マスク配布も含まれているのかな?

やっていることは正しいですが、この対策よりかは、経済対策の方を優先した方が良いと思います。詳しくは、「Ⅱ.雇用の維持と事業の継続」で話します。

余談ですが、マスク配布に440億円が高すぎと意見が多くありますが、

「1000円ぐらい(マスク、送料など) × 5000万世帯 = 500億円ぐらい ≒ 440億円」

と考えると妥当な金額かと思います。

 

Ⅱ.雇用の維持と事業の継続

 この対策が、一番重要かと思います。

日本は他のG7と比較すると、内需の経済割合が大きいため、経済対策が重要かと思っています。コロナと経済失速、どちらの死者が多くなるかです。

近代になって初のパンデミックスペイン風邪を例に考えてみたいと思います。

スペイン風邪の日本の例を見ると、感染者数約2380万人(なんと当時の人口の半分)、死亡者数38万人に被害が出ましたが、国は崩壊しませんでした。スペイン風邪の経済の影響が不明です。資料がありません(泣)。良く考えれば、軽微な影響だったため資料が残っていない可能性もあります。

スペイン風邪の終息の主な理由は、日本人が抗体を持ったことによる自然消滅だそうです。まあ人口の半分が感染すればそうなるわなあ。

上記から、経済優先が僕の個人的な意見です。あくまで個人的な意見ですので、正しいかどうかは後の歴史が知るのみです。もしかして、ロックダウンなど強硬策が良いかも知れませんし。

よくある意見としては、「ロックダウンと経済保証を両方実行しろ!」ありますが、完全な無理ゲーです。ロックダウンを主張する人は、失業者があふれ、自分も失業してしまう覚悟を持って主張してほしいものです。皆さんも良く考えてから意見を言いましょう。

直接給付30万

低所得者へ直接給付30万を日本政府が発表しています。この金額はG7と比較すると、かなり高額です。逆に各国が重要視しているのは、子育て世代への給付です。僕も個人的には、日本の政策には反対で、各国と同じように将来性のある子育て世代への給付を重要視すべきです。もし、子育て世代への給付を優先する政策を日本政府が発表すると反発も大きいかと思いますが、なんとか強いリーダーシップをとって、実施してほしいものです。

 

Ⅲ.次の段階としての官民を挙げた経済活動の回復

Ⅳ.強靱な経済構造の構築

この二つはコロナ終息後の話かと思います。

しかし、先のことも考えないといけないので、「次の段階としての官民を挙げた経済活動の回復」を上げるのは良いと思います。

個人的には、雇用継続のための公共投資少子化対策を重要視してほしいかな。

 

まとめ

 

細かいところでは、色々不満がありますが、概ね経済対策は間違っていないと思います。

この経済対策が良い結果になることを願うばかりです。

 

最後にカズのメッセージを紹介します。文句ばかり言っている人(誰とは言いませんが)とは違い、ポジティブなかなり良いメッセージです。このメッセージを読んで、皆さんも元気になり、官民一体となって頑張りましょう!

www.kazu-miura.com