もむん blog

普通の会社員です。趣味の海外ドラマ、ガジェットを中心に、気楽に書きます。

ドラマ 連続ドラマW 蝶の力学 レビュー ネタバレ有り

こんにちは。

 

連続ドラマWの蝶の力学を見ましたので、レビューしたいと思います。

WOWOWで放送されていました。年末年始休みのときに、録画してあった全6話見ました。

 

蝶の力学とは

 木村文乃主演の、刑事ドラマです。麻見和史原作の警察小説シリーズの警視庁捜査一課十一係シリーズです。過去に蝶の力学と水晶の鼓動がドラマ化されています。

www.wowow.co.jp

 

警視庁捜査一課十一係シリーズ - Wikipedia

事件

資産家の男性が自宅で何者かに殺害され、妻(真弓)が連れ去られる誘拐殺人事件が発生しました。資産家の男性の遺体は、のどが切り裂かれており、花がさしてありました。

 

続いて、誘拐された真弓の写真が新聞社にメールで送られ、まだ生きているから、見つけて見せろと犯人(クラスター16)からの挑発メールが送られます。如月’(木村文乃)と鷹野刑事が懸命に捜査しますが、真弓の死体が発見されてしまいます。

その後、飲み屋の店主が、犯人として浮上します。資産家の男性に借金があったのです。しかし、死体として発見されてしまいます。次に、真弓の不倫相手が犯人として浮上しますが、これも死体で発見されてしまいます。発見場所は犯人が爆弾を仕掛けた、公共施設でした(無駄に大がかり)。

全ての死体に、のどが切り裂かれており、花がさしてありました。

クラスター16は、猟奇殺人犯だと思われましたが、違いました。偶然が重なって連続殺人になってしまったのです。資産家の男性を殺したのはバーの男でした。偶然、真弓に見られてしまったため、真弓も刺したのです。真弓の妹(詩織)から、真弓から連絡が取れないと言われ、元救急救命士の、内田が様子を見に行きました。内田とは、遺族の母妹のアパートに住んでいる住人です。内田は真弓を資産家の男性より、後に死亡させれば、詩織の遺産が貰えると思いついたのです。それで、喉を切り裂いて、延命処置を行ったのです。犯行がバレるのを恐れ、バーの男と不倫相手も内田を殺害します。不倫相手にすべての罪を被せようとしたのです。不倫相手は、とばっちりで殺されてしまったような気がします。別に真弓に危害を加えた分けではありませんでしたので。

内田は今回の犯行は、自分ひとりでやったと主張します。如月はそれを疑い、詩織を共犯と読んでいます。このへんは、真実をぼかして終了です。

 

もう一つの事件

実は、もう一つの事件が、並行して進んでいます。鷹野が調査している事件です。法医学者相羽町子がサイコパスで別の連続殺人事件の犯人だったのです。相羽町子の弟は、かつて、鷹野の相棒でした。

いきなり凄い展開になりました。鷹野は相羽にさらわれて、生きたまま解剖されそうになりますが、如月が間一髪、踏み込んで相羽を捕まえます。

鷹野は負傷しますが、回復し、元相棒の犯人を捜すため公安に異動になりました。

 

 まとめ

蝶の力学とは、簡単に言うと、蝶が羽ばたくとそれがきっかけで、別の場所で竜巻が起きるという現象です。

内田が犯人の事件は分かりますが、相羽が犯人の事件は、蝶の力学と関連付けはちょっと無理やりな気がします。理由の「相羽は如月と偶然あったときに、鷹野が取られると思い、犯行に及んだ」がちょっと弱いです。

この警視庁捜査一課十一係シリーズは、他にも小説がありますので、どんどんドラマ化してほしいです。