もむん blog

普通の会社員です。趣味の海外ドラマ、ガジェットを中心に、気楽に書きます。

海外ドラマ ミスターメルセデス レビュー

こんにちは。

 

海外ドラマのミスターメルセデスをすべて見ましたので、レビューしたいと思います。

スカパーのAXNチャンネルでやっています。

 

ミスターメルセデスとは

原作は、スティーヴン・キングです。IT、キャリー、スタンド・バイ・ミーなどで有名です。スティーヴン・キングモダン・ホラーと言う良く分からん(笑)ジャンルの開拓者だそうです。

簡単に言うと、刑事のビル・ホッジスと"ミスター・メルセデス"凶悪殺人事件の犯人ブレイディの対決の物語です。

 

凶悪事件の発生

オハイオ州クリーブランドで、盗まれたメルセデス・ベンツが人々の列に突っ込んで16人を殺す事件が発生します。この場面はとてもホラーチックにできています。海外ドラマ特有の暗い感じです。

この後、ビル・ホッジス刑事が捜査するが迷宮入りとなってしまいます。

迷宮入りのまま、ビル・ホッジスは刑事を引退します。

 

犯人のブレディの挑発

ブレディがビル刑事に挑発のメールを送ります。

事件の動画を添付し、自分が犯人だ(仮面を被っていますが)、お前ら警察は無能だと言った感じです。ビルはパソコンに詳しくないため、隣人の高校生ジェロームに助けを求めます。ジェロームは、ホッジスの家の芝刈りをしていたので、顔見知りだったのです。ジェロームはパソコンをある程度解析しますが、犯人は分からず仕舞いでした。

アメリカでは、隣人の芝刈りをするのか。日本ではあまりないなあ。

 

ビルの調査

隣人のおばあさんが、ビルと寝たくて挑発しますが、あんまり本編に関係ないので省略。

犯人からメールが来たと、かつての刑事の同僚に話しますが相手にされません。

しょうがなく、ビルは自分で調査をします。

自殺した盗難車の持ち主オリヴィアの妹のジェイニーに会い、オリヴィアも犯人から嘲りのメールを受け取っていたことが分かります。ジェイニーとビルとは懇ろになります。海外ドラマは必ず恋愛要素を絡ませてくるなあ。

ジェイニーの従妹のホリーも登場し、ジェロームと仲良くなります。恋愛関係にはなりませんでしたが。ホリーはちょっと変な子ですが、パソコンに詳しいので、ジェロームと一緒に、ブレディが送った動画の解析をします。

 

ブレディの生活

家には、ブレディの母デボラがいますが酒浸りです。母にマスターベーションを手伝ってもらってると言う変態家族です。なんか同じスティーヴン・キング原作の映画キャリーの母と似ているなあ。

父と弟はすでになくなっています。弟はブレディの目の前で、食べ物が喉につまり、窒息死しました。この事件の影響で親子の関係がおかしくなったようです。

ブレディの職場は家電量販店です。店長のフロビッシャーにパワハラを受けています。見ているとブレディも悪いような気がします。フロビッシャーに対する態度悪すぎです(笑)。同僚でレズのルーとは仲が良く、二人でフロビッシャーをバカにしています(笑)。

ブレディはフロビッシャーのPCを爆発させ復讐します。怪我ですみましたが。

無礼な客には、信号を操作して事故死させます。技術高すぎ!

 

フロビッシャーは意外に良いやつで、ブレディを店長に推薦します。態度はあまり良くないが、技術力があり、お客さんにも好評なのが、理由だそうです。

しかし、ブレディは店長推薦面接で失敗してしまいます。母デボラに車を取られ動揺してしまったのが原因です。

ここで、店長になれば、もう犯罪を起こさなかったのかなあ。

 

事件は終盤へ

ブレイディは車を爆破してビルの目の前でジェイニーを殺してしまいます。結局これが失策でした。ビルの同僚が、この事件をきっかけに、ブレイディの存在を認め、操作に協力してくれるようになったのです。

ブレディの母デボラは、ジェロームの犬用の毒を誤って食べてしまい、死んでしまいます。

一方、警察とビルはオリヴィアのコンピューターを修理したブレイディが、ビルの近所を回るアイスクリーム屋であるブレディと知り容疑をかけます。まだ、調べてなかったのかよ!完全に警察の失策のような気がします。

ビルとブレディのやり取りが事件解決にあまり役立っていない...

一方、ブレディの家電量販店では、唯一仲が良かったルーがクビになります。その家電量販店に、警察の捜査の手が伸びます。逃げきれないと判断したブレディは、フロビッシャーを殺し、自分の身代わりとします。家と母と一緒に焼いたのです。フロビッシャー哀れ。この人なりに一生懸命生きていたのに。

この身代わりはあっさりと警察にバレます。フロビッシャーの後釜の本社の人(名前不明)が意外に有能で、フロビッシャーの自宅の様子がおかしいことを警察に通報したからです。

ジェロームとホリーが参加している美術館のパーティを爆発させようとブレディは画策します。美術館のパーティって何?展示会みたいなもんでしょうか?日本の感覚からはピンときません(笑)。

ブレディは変装して美術館のパーティに潜り込みます。途中でルーに見つかりますが、刺すだけで殺しませんでした。元同僚だからでしょうか?

結局これが原因でルーがビルにブレディを教え、ビルに見つかります。ブレディは爆弾を爆発させようとしますが、背後からホリーに殴られ失敗します。爆弾スイッチはジェロームが止めます。ビルは心臓発作を起こしましたが、一命をとりとめます。心臓は弱かったんだっけ?

この後、ビルは娘のアリーと絶縁状態でしたが、復縁します。

 

ブレディも一命をとりとめますが、昏睡状態です。

 

まとめ

 刑事と犯人の対決が、このドラマの売りでしたが、あまり対決していないように思えます。どちらかと言うと、それぞれの家庭環境に重点においた感じです。

とくに、これといったトリックもありませんでした。

ミステリーホラーと言った感じです。

思ったより関係者は死んでいません。コナンや金田一の方がよっぼど人が死んでいる(笑)。

個人的には、これはこれで面白かったです。

 

本国、アメリカではシーズン2を放送したようなので、日本で放送されば場合は、見てみようと思っています。