エクセルで改行コードを削除する方法
こんにちは。
今回は、「エクセルで改行コードを削除する方法」ときの対処方法を記載します。うまく、改行コードを削除できない事案があったので紹介します。
セル内の改行コードをすべて削除する場合
Excelファイルではなく、CSVファイルですが、セル内の改行コードを削除する場合の方法を紹介します。CSVファイルのデータ取込作業で、改行コードがあると色々不都合なので、改行コードを削除する必要がありました。
①Excelを開き、「Ctrl+H」を押下して、置換画面を開きます。
②「検索する文字列」で「Ctrl+J」を押下します。
「検索する文字列」に改行コードが入力されます(欄は空欄のままですが)。
③「すべて置換」のボタンを押下します。これで、改行コードをすべて削除できます。
改行コードを削除できない場合
しかし、置換ではうまく削除できない箇所がありました。
Excelで開くと改行されていないですが、テキストエディタで開くと改行されている箇所を発見しました。
例えば以下の図のように、見た目は改行されていない文字があります。
しかし、テキストエディタで開くと改行されています。
何故でしょうか?
調べたら改行コードに違いがあることが分かりました。
Excel改行コード:x0A
テキストエディタの改行コード(シフトJIS指定):x0dx0a
どちらかと言うと、Excel改行コードが特殊です。シフトJISの改行コードに合わせてほしい...
よって、Excelの置換では、対処できないため、以下の関数を使用します。
=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A1,CHAR(13),""),CHAR(10),"" )
「SUBSTITUTE(A1,CHAR(13)&CHAR(10),"")」だと、うまくいきませんでした。よって、SUBSTITUTEを2個使用する形になっています。SUBSTITUTEを1個で使用する方法があれば教えてほしいです。