Windows10でログオフ、ディスプレイオフを実施する場合
こんにちは。
Windows10のノートPCで、「ログオフ後ディスプレイをOFFにする」方法を紹介します。
何故かWindows10には、Android、iOSのログオフ後ディスプレイをOFFにする機能がありません(スリープが該当するかも知れませんが)。
方法
「ログオフ後ディスプレイをOFFにする」の機能やソフトがないため、2つの方法を組み合わせて実現します。
まずは以下の「DispOff」のソフトを準備します。
以下からダウンロードしましょう。
「DispOff」は、インストール不要ソフトなので任意の場所に展開しましょう。
今回は例として、「D:\Program Files\ディスプレイ@OFF」に展開しました。
次に、Windowsのメモ帳を開き、以下の記述をします。
C:\Windows\System32\rundll32.exe user32.dll,LockWorkStation
"D:\Program Files\ディスプレイ@OFF\DispOff.exe"
「C:\Windows\System32\rundll32.exe user32.dll,LockWorkStation」はログオフするコマンドです。
拡張子をbatにして保存します。
これで、以上のファイルをダブルクリックすると、「ログオフ後ディスプレイをOFFにする」が実現できます。
その他調べたこと
ディスプレイオフの時間を設定するコマンド
以下のコマンドで、ディスプレイオフの時間を設定できます。
以下の例は、PC未操作で1分後にディプレイオフを設定するコマンドです。
powercfg /x /monitor-timeout-ac 1
ずっと、ディスプレイオフまでが1分後だと、不便のため、設定しなおす必要があります。なので、今回は以上のコマンドは採用しませんでした。
ログオフ画面からディスプレイオフする時間の設定
Windows10は、ログオフ画面のディプレイオフ時間が別で設定されています。
しかし、何故か標準では、設定できません。
よって、以下のコマンドで設定します。
60の箇所に設定したい秒数を入れます。しかし、Windows10では分単位(60秒単位)しか設定できないので注意しましょう。0にすると、ディプレイオフ機能がなくなります。
powercfg /setdcvalueindex SCHEME_BALANCED SUB_VIDEO VIDEOCONLOCK 60
powercfg /setacvalueindex SCHEME_BALANCED SUB_VIDEO VIDEOCONLOCK 60
今の「ログオフ画面からディスプレイオフする時間の設定」は、以下のコマンドで確認できます。
powercfg -qh
最低でも、ロック画面から1分後にしかディスプレイオフの設定ができなかったため、上記の方法は採用しませんでした(1分後にディスプレイオフになるので、許容範囲かも知れませんが)。