もむん blog

普通の会社員です。趣味の海外ドラマ、ガジェットを中心に、気楽に書きます。

ドラゴンクエスト1の思い出

こんにちは。

 

今回は、ドラゴンクエスト1の思い出を語りたいと思います。

僕は、良いおっさんなので、リアルタイムでドラゴンクエスト1をプレイしました。

 

このときの、衝撃が未だに忘れられません。ゲームでここまで出来るのかと。

 

 RPGの概念が理解できず

 ドラゴンクエスト1は初のファミコンの本格的RPGです。

この時代、一般ゲームファミコンユーザーはRPGと言うジャンルを、知りませんでした。 

アルティマ、ウィザードリィなどはすでにありましたが、パソコンでしか発売していなく、英語版しかありませんでした。

パソコンは、技術者かマニア中のマニアでしか、操作したことがない時代です。

 

なので、RPGの概念が誰も分からず、ファミコン雑誌でさえ、RPGが良く分っていませんでした。ドラゴンクエスト1の初めの方の紹介記事では、アクションとして紹介されていたのです(笑)。

 

当時、小学生であった僕には理解ができないのも無理がないことです。

 

アルティマ、ウィザードリィは、命令はキーボードで打ち込んでいました。

戦う=Fight、逃げる=Escapeなど

ファミコンで命令を打ち込むのは、ファミコンユーザー無理だと開発会社のエニックスは考え、コマンド形式を導入しました。これは、ものすごいことだと思います。よくこの発想を思いついたものです。

コマンドで、「戦う、逃げる」を選択すれば、パソコンに近い形で操作できました。

 

アルティマ、ウィザードリィは、すでにパーティープレイがありましたが、ファミコンユーザーには、早すぎると考え、ドラゴンクエスト1は1人プレイになりました。

それでも、僕には理解できませんでしたが。

パーティープレイはドラゴンクエスト2まで、待つことになります。

 

操作方法が分からず

何故、ドラゴンクエスト1が手に入ったか覚えていません(笑)。なぜか家にありました。

当時、ネットがないので情報が少なく、友達から聞く、ゲームのパッケージ買いです。

 

早速、ドラゴンクエスト1をプレイしましたが、何をして良いかさっぱり分かりません(笑)。

アクション的な、攻撃、ジャンプができないからです。当たり前ですが。

メッセージを読んでも理解できません(そもそもファミコンに、英語ではなく、ひらがなが表示される事自体が珍しかった)。

ある日、武器屋(多分ガライの町)と話したら、鉄のオノ、鉄の盾が売っているのを発見しました。小学生の僕の知識では、世界で鉄が一番固い認識だったため、購入しようと思いました。しかし、無常にも、

「お金が足りません」

と言われました。このお金の意味も理解できず、「僕が持っている小遣いをどうやってゲーム機に払うんだ」と思いました。ゲームの中にお金(ゴールド)があるとは、思いもしなかったのです。

レベルも上がらず、なにも買わず、マライの町(3番目の町)を敵から逃げまくって到達しました。モンスター一撃で死ぬようなレベルなのに、よくマライの町に着きました。今では絶対に無理です(笑)。

 

学習

子供の学習能力が、すごいもので、段々RPGの概念が分かってきました。

よく死んで、お金不足になっていましたが。

レベルを上げて、強い武器防具を買い、新たな地域に冒険という魅力に取りつかれました。

ロトの印、ロトの鎧、ロノのつるぎなどの、自力では手に入れることができませんでしたが、友達やファミコン雑誌から、情報を集めなんとか手に入れました。

 

復活の呪文も良く間違えました。当時のTVの解像度では、とくに濁点(「ぱとば」など)の区別が難しいのです。文字を書き写すのにも大分苦労しました。

ここから学習し、クロスチェック、バックアップ(復活の呪文2個取り)の大切さを知りました(( ノД`)シクシク…)。

 

竜王とエンディング

なんだかんだなんとか、ラスボス竜王まで、到達しました。

「世界の半分を分けよう」にちょっと食指が動きましたが、返事はなんとか「いいえ」にしました。

あぶない、あぶない。子供だとマジでこの罠に引っかかるぞ。ネットがないから情報もないし。

 

竜王の第一形態を倒したあと、第二形態に変身したときは度肝を抜かれました。

なにこれ...

音楽も変わっているし。何故なら、当時、敵が変身する発想が無かったのです。

 

竜王の第二形態と音楽のカッコよさに感動しました。

強さにも驚きました。竜王が炎を吐くと、最大50ポイントのダメージを受けたのです。

ドラゴンクエスト1では、50ポイントのダメージは未知の領域です!。

 

一回目では、倒せなかったと思いますが、何回か再選してやっと竜王を倒しました。

 

そして、驚いたのは、エンディングがあり、英語でスタッフロールが流れたことです。

当時のファミコンのゲームは、永遠ループが基本で、エンディングはほとんどありませんでした。

ゲームが映画に追いついた

 と、小学生に僕には、マジでこう思ったものです。

 

まとめ

ドラゴンクエスト1の発売時は、あまり売れませんでしたが、口コミで徐々に広がり、最終的に150万本売れています。これをきっかけに、ドラゴンクエストはシリーズ化され、国民的RPGに成長していくのです。