野田市虐待死について 考察
こんにちは。
今回は、野田市虐待死についてです。
とても痛ましい事件です。怒りを覚えます。
しかし、この事件の扱いについて、ちょっと違和感があるので、僕の意見を述べたいと思います。
児童相談所
児童相談所の対応に問題があったと、みんなにものすごく叩かれています。
まるで黒幕みたいに...
一番悪いのは、虐待した父親であって、児童相談所ではないはずです。
もちろん、児童相談所の対応に問題があったことは是正していく必要があります。
しかし、父親の存在を忘れているかのような、叩かれぶりです。
調べてみると、児童相談所の対応のキャパシティーを超えているようです。
しかし、皆さんは「それでもミスなく対応しろ!」とブラック企業顔負けの要望です。
これはおかしいのではないでしょうか?
まるで、自分を犠牲にしてでも仕事しろと言わんばかりで、神風特攻隊の再来です。
ではどうすれば良いのか
上記の考えは、NIMBY(ニンビー)と言えます。
「施設の必要性は認めるが、自らの居住地域には建てないでくれ」と言う考えです。
つまり、虐待について行政に丸投げであり、自分が関係ないと言う考えです。
よって、すべて行政が悪いと言うことになるのです。
この考えは改めるべきです。
行政と市民とで協力するべきです。市民も自分ができることを考えるべきなのではないでしょうか?例えば、近所で良く子供の泣き声が聞こえる家について、児童相談所に連絡するなどです。あなたは傍観者になっていないでしょうか?
もちろん、児童相談所の人数を増やす、担当者のスキルの向上と言った是正も必要です。
まとめ
基本、何事でもどちらかが一方的に悪いと言うことはないと思います。
(例外的に、弁解の余地なしと言ったこともありますが)
よって、皆さんも責めるだけでなく、協力して対応することを考えましょう。